リアホイールを組み立てる

昨日、横松郷を登ってるとリアホイールがブレーキシューに当ってガシガシ音がしたので、帰ってきてからフレ取りをしてみた。すると、ニップルを回してもパキパキ音がするだけでテンションが上らなくなってしまった。昨年の6月に組んで以来かれこれ1年3ヶ月使ってるので、さすがに寿命が来たようだ。

せっかくの休日も雨が降りそうだし、フレフレのホイールでは遠出をする気にもならないので、昼まで自宅で休んで、開店と同時になるしまにtelした。どうやら、オープンプロのリムが一本だけ在庫にあるようなので、取り置きしてもらうようにお願いして買い物に出掛けた。

New rim, free hub, spokes + nipples and rim tape. These are p... on Twitpic

ハブはFH-5600とFH-6700で迷ったが、「クランクとハブはケチるな」と誰かに言われた気がしたのでアルテにした。ボクの自転車で67アルテはこのハブが最初だ。

The hub is slightly fat compared to FH-5600. on Twitpic

FH-5600と比べると、軸の部分が気持太い。そのかわり、ハブ本体はFH-5600と比べて1グラム重たかった(なるしまで実測)。シマノのことだから、スキュワーまでいれるとアルテの方が軽くなるんじゃないかな、とは思ったが、さすがにスキュワーの重さまで計らせてくれとは言えなかった。ホシの#14スポークとニップル、バイクリボンのリムテープも買って、全部で16kほどの出費だった。しかし、思いつきで問い合せしたら部品が全部揃っちゃうんだから、流石なるしまフレンドと言わざるをえない。

DTのスポークカリキュレーターでは295mm 294mmと出たが、店員さんの勧めで、294mmと292mmにした。組んでみた所、どうやらこれが正解っぽい。前のホイールは、タキザワ通販で部品を取り寄せたので、295mm 294mmにしたのだが、もちろんこれでも問題はなかった。

帰宅して早速組み立てる。

install the first 8 spokes on Twitpic
まず、左側の引き側スポーク8本を全部リムのアイレットに通す。この時、バルブ穴とハブの刻印を揃えるため、バルブ穴のひとつ前のアイレットに通すスポークが、ハブ刻印横のスポーク穴を0番目として3番目になるようにする。文字で説明するとややこしい。後輪は逆イタリアンなので、この8本のスポークはフランジの外から内側へ通すようにする。

then install next 16 spokes on Twitpic
次に、ホイールを引っくり返して、右フランジの引っ張り側スポークと左フランジの押し側スポークをセットします。先に右フランジのスポークを通しておかないと、ニッチもサッチもいかなくなりますので注意。

all the spokes are set to the right places on Twitpic
またまたホイールを引っくり返して、右フランジの押し側スポークをセットします。これで、スポークは編み上りになります。

looks good on Twitpic
念の為、バルブ穴から覗いた時にハブの刻印が見えるかどうか、そしてスポークが正しく交差してるかどうか確認します。

Set the wheel to the stand and tense the spokes on Twitpic
あとはフレ取り台にセットして、スポークテンションを上げていくだけです。注意するのは、ニップルを緩めないことです。タテ振れ、ヨコ振れ、そしてセンター出しは全部ニップルを締めながら調整します。出来あがったら、足でリムを軽く踏みつけて初期フレを出して、それを修正します。


自転車についてるのが新ホイール、左のが旧ホイールです。ハブの刻印が変ったのと、見た目青みがちょっと増した(105化してる?)くらいで、たいした違いはないように見えます。

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