かえる弦を使ってみました

これまで使っていた、飛翔弦との比較。15キロのグラス弓(寺内の桂)並寸、矢尺86センチ、2014シャフト、矢束93センチです。

  1. 飛翔弦

やわらかくて折れにくい。丈夫で切れにくい。一本700円くらい。
弦音は「ビィン」っていう感じ。時々、離れたあと「ブーン」と鳴ることがある。
弦の復元スピードが早くて、ミスをすると前に抜ける傾向があり、矢色が出やすい。
矢所はすごく良くまとまる。一手持って立射だと(同じ足踏み、同じような胴造り・離れなら)、近的で甲矢と乙矢の間隔が3センチくらいになることがしばしば。

  1. かえる弦

硬い。一本500円くらい。
弦音は「パキン」という枯れ枝を折るような音がする。
弦の復元スピードは飛翔弦と比べてやや遅く感じる。ミスると後に抜けることが多い。色が出にくい。まだ矢数をかけていないので、耐久性その他不明。

まとめると、飛翔弦の方がタイミングにシビアで、ミスった時に色が出たり前に外したりと極めて格好悪い結果になる。自分は、時々弓手を振り込む癖があるので、振り込んだ時に絶対に的中しないかえる弦の方が合っているかもしれない。

飛翔弦→かえる弦の乗りかえは簡単だったけど、逆は大変な気がする。っていうか大変だった。